バイクと会話したりしなかったりするブログ

隼のメンテやらPCやらなんやらです

ライディングとは何ぞや

僕はとあるメソッドやそれを活かした独自の考察をする以前は、某ライなんちゃらクラブを読んで理解すれば上手くなると思っていました。

 

やれステップ荷重だ脇を閉じろだ前乗り後ろ乗りだ…

そういう事をちまちまとやってみたりしたんですが、なんかそれっぽく反応はするけど危なそうな感じで、結局自然といつもの乗り方になってました。

 

僕が「ライテクありきの某雑誌」言いたいことは

ライディングはスポーツである

 

という事を声を大にして言いたいです。

 

 

そもそもの話、ライディングっていうのは体を使うのに、一切と言っていいほどスポーツ理論を応用したり体の解剖学や他のスポーツからの応用というものが見当たらないのに疑問を感じます。

 

足を動かすにしてもただ力ませては意味がないわけで、色んな時に使える「力の上手い伝え方」というのを解説しているライテク雑誌やライテク本は見たことがありません。

脱力というワードを出す人も居ますが、脱力を説明していない場合が多いですし…

実際脱力ではあるんですが、力が抜けている訳ではないですし

 

和歌山利宏氏の4スタンス理論を活用したリザードライディングなどはありますが、根本的な「体の使い方」というものを説いたものではないなというのが印象です。

勿論自分を当てはめて乗ってる時に意識すると得られるものはとてもあるんですが…。

 

前回のこの記事ですが

think99try1.hatenablog.com

これはバイクに乗ってる内に気付いたものなので、他からの気付きという訳ではないんですが、他のスポーツでは割と当たり前な「体重を足や腕に乗せる」っていう事なんですよね。

それの体幹版がレスリングだと体を地面に押し付ける技だと思います。

 

荷重だなんだの言う前に体の使い方が上手くないと正しい挙動として現れませんし、バイクの上で阿波おどりをしてるようなモノだなと感じました。

 

逆を言えばバイクが上手くなれば割と何でも出来ちゃうんじゃないかというのも感じています。

何故かと言うと僕がそれなりに上達してきた頃、姿勢がどんどん良くなってきたんですよね。

更に体幹が揺すられないおかげでちょっと小走りしてもほとんど息が上がらなくなりました。

運動不足の僕でもさっさとカメラ持ち歩いて坂登ったりしても全然楽勝になったのは予想外の嬉しい副産物でした。

 

また、常に考えるように走っていたおかげか日常生活でのQOLが全体的に上がったと感じています。

感情任せのクソ野郎気味だったのに、割と論理的な考え方になって色んな事を多角的に見ることが出来るようになったと感じています。

 

 

なんだか「バイクに乗ったら彼女が出来ました!」みたいな話ですけど、僕はライディングというのはスポーツであるという考え方にシフトしたら物の見方すら変わってしまったというお話でした。彼女欲しい。

 

現時点で僕が理解した体の使い方については、今後また記事として出していこうと思います。

もし他のスポーツから応用できそうなものがあれば教えて頂けると嬉しいです。